令和7年5月26日(月)、神奈川県立三浦初声高等学校都市農業科の生徒の皆さんを対象に、東部浄化センターの見学会を実施しました。
三浦初声高校の皆さんとは、当社が任意事業として取り組んでいる栽培実証を通じて、事業開始当初から連携を深めています。今回の施設見学会は、昨年に続き2回目の開催となります。
見学会では、当社の事業内容や施設の概要について説明を行った後、下水処理施設と栽培施設をご案内しました。
下水処理施設の見学
下水処理施設では、水処理から放流までの工程を詳しくご紹介しました。監視制御室での操作デモンストレーションや、水質試験室におけるサンプル水の観察、微生物の顕微鏡観察などを通じて、下水処理の仕組みについて理解を深めていただきました。
栽培施設の見学
栽培施設では、プレハブハウスと木造ビニールハウスをご案内し、下水熱や処理水を活用して育てているイチゴやコーヒーの苗を観察していただきました。都市農業科の生徒の皆さんにとって下水道資源を利用した栽培の仕組みは興味深い内容だったようで、熱心に観察されていました。今後は、栽培の現地作業においても生徒の皆さんと協力しながら取り組む予定です。
見学を終えた後には、今後の連携活動に関するご意見やアイデアもいただきました。今回の見学会を通じて、下水道や下水道と農業のつながりについて関心を持っていただき、理解を深めるきっかけになったと感じています。
今後も三浦初声高校の皆さんとの交流をさらに深め、共に環境や地域社会について学ぶ機会を創出してまいります。
事業説明状況
施設見学状況
施設見学状況