令和7年2月15日(土)、三浦市東部浄化センターにて市民向け施設見学会を開催いたしました。
昨年に引き続き2回目の開催となり、広報誌「みうら市民報」をご覧になられた多くの皆様からご応募をいただきました。今回は14名の方々にご参加いただきました。
最年少7歳から80代の方まで、幅広い年齢層の方々にご参加いただけたことを大変嬉しく思っています。
この場をお借りして厚く御礼申し上げるとともに、当日の様子をご報告いたします。
はじめに大会議室で事業内容や施設の概要をご説明し、次に下水処理の仕組みをわかりやすく解説した動画をご覧いただきました。その後、施設見学を実施いたしました。
天候に恵まれたため、管理棟屋上より三浦海岸、久里浜、千葉鋸山等 東京湾を一望し、2024年6月に稼働を開始した太陽光発電設備や農作物栽培施設をご覧いただきました。
処理場の運転管理等については、管理制御室でのゲート開閉操作や水質実験、微生物の顕微鏡観察などをご覧いただきました。
見学ルートとしては、地下通路を通りながら水処理棟や汚泥棟、最後に放流口といった施設内の各所を「汚れた水がきれいになるまで」の下水処理の一連の流れとして見学していただきました。さらに、家庭から排出される「油や繊維くず、不溶性の異物」などが引き起こす下水処理のトラブルについてもご理解いただくとともに、普段は目にすることのない施設内部を隅々までご覧いただきました。
新たな取組として着手している下水熱や処理水を活用したイチゴ等の栽培実証実験が行われている木造ビニールハウスもご覧いただきました。
見学中は多くのご質問をいただき、来場者の皆様に東部浄化センターへの関心を深めていただけたように感じております。
今回ご参加いただいた皆様からのアンケート結果を踏まえ、今後も地域の皆様に楽しみながら「下水処理施設」への理解を深めていただけるような見学会を企画してまいります。
2025年度も開催を予定しておりますので、ぜひご参加ください。
事業・施設概要説明状況
太陽光発電設備見学状況
管理制御室見学状況
水処理棟見学状況➀
水処理棟見学状況②
木造ビニールハウス見学状況
イチゴ生育状況