当社は、処理場施設内で下水熱や下水処理水を活用した栽培実証事業に取り組んでいます。
2024年度は6月にイチゴの種を撒いてプレハブハウス・木造ビニールハウスでの育成管理を行い、現在はイチゴの収穫を行っています。
栽培作業においては神奈川県立三浦初声高校都市農業科と連携し、生徒さんたちのご協力のもと種まきや苗の定植、人工授粉等の作業を行いました。
1月の現地作業の際は、育てたイチゴを収穫し、甘くておいしい実を皆で試食しました。
また、同校での「出前講座」を企画し、当社関係者による3回の講座を開催しました。1月には東京大学大学院特任准教授の加藤裕之先生(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻・下水道システムイノベーション研究室)を外部講師として招へいし、「下水道と地域循環」をテーマとする講演会を開催し好評をいただきました。
今後も、この栽培実証事業を通じて地域の皆さんとの連携を深め、地域に根差した企業を目指してまいりたいと思います。
イチゴ生育状況
木造ビニールハウスでの集合写真
加藤裕之先生による講演会